【院長インタビュー】整形外科医・沼倉が語る「なぜこの道を選んだのか」そして目指す医療のかたち

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こんにちは。SBCメディカルグループ 西新宿整形外科クリニック院長の沼倉です!

今回は、理学療法士の加藤さんとの対談を通じて、私が整形外科医を目指した理由や、日々の診療で大切にしている考え方についてお話ししました。


整形外科を選んだきっかけは、大学時代の大怪我

整形外科を目指すようになったきっかけは、大学時代にスキーの競技中に大けがをしたことでした。

アルペンスキーのレースで転倒し、「前十字靭帯損傷」という診断。

手術が必要な怪我で、自分が実習に行っていた大学病院でそのまま治療を受けることになりました。

この出来事を通して、整形外科の先生方の温かい対応や、明るく前向きな雰囲気に強く惹かれたのが原点です。

自然と医局に顔を出すようになり、気づけば整形外科一択になっていましたね。笑


目指しているのは“オールラウンドな整形外科医”

整形外科というと膝、股関節、肩、手など、それぞれに専門分野があります。

近年は分野を深く掘り下げる「サブスペシャリスト」が多い中で、私はあえて「広く診られる整形外科医(オールラウンダー)」を目指しています。

外来中心の今の西新宿整形外科クリニックでは、日々さまざまな症状の患者様と向き合います。

特定の疾患に偏らず、“整形外科全体”を診られる力を磨いていきたいと考えています。


治療だけじゃない。「ここに来てよかった」と思ってもらえるクリニックへ

SBC整形外科の特徴は、単に診察やリハビリを行うだけでなく、患者様に“満足して帰っていただく”ことを大切にしている点です。

来院される方の中には、ただ痛みを取ってほしいだけでなく、「話を聞いてもらいたい」「しっかり診てもらいたい」という想いを持っている方も多くいらっしゃいます。

注射や処置をせずとも、丁寧に話を聞き、気持ちに寄り添うだけで、「すっきりした」「また来たい」と言っていただけることも少なくありません。

それが本当の医療の価値なのではと感じています。


SBCで気づかされた“おもてなしの医療”

私自身、保険診療を行う病院に長く勤務してきましたが、SBCに来て感じたのはタッフの“ホスピタリティ精神”の強さでした。

患者様をお客様のように迎え入れ、気持ちよく帰っていただくために、スタッフ全員が同じ方向を向いて動いています。

この経験は、自分の中の“医師像”を大きく変えるものでした。

「何をしてあげるか」ではなく、何を求めているのかを感じ取り、応えることを意識して診療にあたるようになりました。


最後に:信頼される“まちの整形外科”でありたい

日々の診療で感じるのは、「ここに来てよかった」と思ってもらえることが、何よりの喜びだということです。

治療の結果はもちろん大切ですが、信頼される空気感や、話しやすさ、安心感も同じくらい重要だと考えています。

西新宿整形外科クリニックは、これからも地域の皆様にとって頼れる存在であり続けることを目指してまいります。

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