鎖骨(さこつ)は、首から肩にかけて伸びる骨で、腕を動かす上で重要な役割を果たします。
鎖骨骨折は、外部からの強い衝撃や圧力、特にスポーツ活動中や転倒事故で起こることが多いです。

鎖骨骨折の原因
鎖骨骨折は鎖骨に直接外力がかかる場合と、間接的に力が加わって圧に耐えきれず破綻することで起こります。
1. 転倒や転落
自転車やバイクの事故、階段からの転倒などで肩や腕を地面にぶつけるケース。
2. スポーツ中の衝突
サッカー、ラグビー、スキー、スノーボードなどの接触スポーツや激しい運動中の衝突。
3. 交通事故
車両同士の衝突や、自転車に乗っている際の衝突。
4. 直接何かがぶつかるなどの外傷
鎖骨自体に直接強い力が加わった場合。
鎖骨骨折の主な症状
鎖骨骨折が発生すると、次のような症状が現れることが多いです。
• 肩から鎖骨にかけての強い痛み
• 腫れや内出血
• 骨が変形して見える場合がある
• 肩を動かすことが困難
• 皮膚の下で骨が触れる感覚(骨の突出)
• 腕を自然に下げることが難しく、サポートが必要になることも。
症状が軽度でも、適切な診断と治療が必要です。
診断方法
基本はレントゲン検査で骨折の有無を確認します!
1. 視診・触診
鎖骨骨折があると見た目の変形があったり、皮下出血が著名に見られます。
2. レントゲン検査
基本の検査です。骨折の位置や程度を把握します。
3. CTスキャン(必要に応じて)
複雑な骨折、レントゲンでは判断が難しい微妙な骨折疑いの場合、より詳細な情報が得られるCT検査が行われます。鎖骨骨折を疑う場合はMRIよりはCT検査の方が優先される場合が多いです。
鎖骨骨折の治療法
治療法は、骨折の種類や程度、患者さんの年齢やライフスタイルによって異なります。
1. 保存療法
軽度の骨折の場合、手術をせず、固定安静による保存療法での治癒を目指します。
• 三角巾やバンド固定:骨折部を安定させ、ずれないように固定します。
• 痛み止めの処方:痛みの軽減。無理せず使用してください。
• リハビリテーション:固定解除後、骨折部がもう安定したと確認できた後に、肩や腕の動きを回復させるためにリハビリを行います。後遺症を残さないためにリハビリは非常に重要です!
2. 手術療法
骨のずれが大きい場合や、複雑な骨折では手術が必要です。
• 金属プレート固定術:金属製のプレートとスクリューで骨を固定します。観血的骨接合術になります。
• 鋼線ピン固定術:ピンを使用して骨を安定させる。
手術後は、早期のリハビリを始め、再発防止と動作の回復を目指します!
鎖骨骨折の予防と対策
日常生活やスポーツ中のケガを防ぐために、できる対策は取りつつ注意していきましょう。
1. 適切な防具を使用する
スポーツ中にプロテクターを装着する。
2. 体幹の筋力を高める
鎖骨を支える筋肉を強化するトレーニングを行う。
3. 転倒リスクを減らす
家庭内や外出先で滑りやすい場所を避ける。
4. 適切なスポーツ指導を受ける
正しいフォームでスポーツを行い、無理な動作を避ける。
まとめ
鎖骨骨折は誰にでも起こり得るケガですが、適切な診断と治療を受けることで、完全に治癒することが可能です!
もし鎖骨骨折が疑われる症状があれば、早めにSBC整形外科クリニックにご相談ください!
